どうも。
今回はワーキングホリデーでの仕事探しについての記事です。
現地での住居探しに次いで大きく立ちはだかるハードルかと個人的には思っています。
(住居探しについての記事はこちら)
というか、住居探しと仕事探し以外はワーホリで面倒なことは無いと言っていいかも。
私が経験したことから少しでも何かしらのヒントを得てくれたら嬉しいです。
証明書の発行
本来オーストリアで外国人が働くためには、労働許可や滞在許可などの証明が必要になります。
ワーホリビザはその両方を兼ね備えていますが、オーストリアでの認知度が低すぎて就労に当たっての手続きがスムーズに進まないことがあります。
私が人材派遣会社に登録した際にも、市役所に行って労働許可証を取ってきてくれと指示されました。
市役所で労働許可証に関する手続きをしていると、「このビザは一体なんだ?初めて見たぞ。」と言われ、職員さんがワーホリビザに関して調べ始めるぐらい認知されていません。
結局、一枚の紙を手渡され、そこには「ワーホリビザは労働に関する色んなルールの例外にあたる。必須ではないけど、例外的なビザであることの証明書を発行することを勧める」と書いてありました。
そして、その証明書は市役所ではなく、”AMS(労働市場サービス)” という機関が発行するものでした。
AMSでの手続きは担当者のオフィスに案内され、パスポートの提示とオーストリアでの住所や連絡先を書くだけでした。
私の手続きを担当してくれたおっちゃんの部屋には自分で釣った魚の写真がいくつも飾られていたので、帰る間際に「俺も釣りするんだよ」と話しかけ、しばらく釣りの話で盛り上がりました。
最後は互いのフィッシングライフの幸運を願って、お別れしました。
後日、郵送で種類を受け取り、記載された口座宛てに40€振り込んだら全て終了です。
仕事の探し方
私が実際に行っていないものも混ざりますが、思いついたのは以下の4つです。
インターネット(求人サイト)
私はサイトを覗いていただけで、実際に応募したことはありませんが、日本と同様にネットの求人サイトから探すこともできます。
参考までにいくつかサイトのリンクだけ貼っておきます。
「Willhaben」
https://www.willhaben.at/iad?autoLoginAttempted=1
「Karriere.at」
https://www.karriere.at/jobs/%C3%B6sterreich
「Jobs.at」
https://www.jobs.at/
メール
個人的にはあまりオススメしません。
私は4つの飲食店に働かせてくれないかとメールを送りましたが、返信があったのは1件だけでした。
そしてその1件も面接すらさせてもらえず断られました。
ネットで他の人の経験談を読んでも、返信が無い場合が多いそうです。
直談判
メールよりかは良いと思います。
少なくともダメかどうかすぐに判断できるので。
私は「従業員募集!」(サムネ画像のやつ)というチラシが掲示されていた近くの日本食レストランに直談判しました。
最初に乗り込んだときは電話番号だけ伝えて、後日連絡が来て、その時に具体的な話をしようということになりました。
しかし1週間待っても何もなかったので、再度交渉しに行きました。
連絡をしなかったことの説明もなく、車は運転できるのか、飲食店で働いた経験はあるか、いつからいつまでこの街にいるのかを聞かれました。
おそらく店主であろう丸刈りおやじ(たぶん中国出身の方)は右手のグーと左手のパーを合わせてパチンと音を鳴らして笑顔で「じゃあまた改めて電話するわ」と。
嫌な予感しかしない。
その予感は的中し、結局連絡は来ませんでした。
この出来事があったのが6月のことで、この記事を書いている今に至るまで、ずっとお店の前には「従業員募集!」が掲示されたままです。
人材派遣会社
結果的に私が仕事を得た手段です。
たまたまホッケーのチームメイトの奥さんが “ACTIEF JOBMADE” という人材派遣会社で働いていたので、その人の紹介でなんとか働くことができました。
自分の能力(言語能力や自動車免許の有無など)と希望の就業時間を伝え、数日待ったら仕事を紹介してくれました。
私はこの人材派遣会社を通して2つの仕事を経験しましたが、いずれも勤務先との面接はありませんでした。
以上が私の経験則に基づいたオーストリアでの仕事探しです。
メールを送った店にも直談判した店にも無視されて、ポッキポキに心をへし折られたのも今となってはいい経験だったなと思います。
ウィーンなどの大きな都市なら日本人が経営するカフェとかもあるので、もっと簡単に仕事が見つかるかもしれません。
偉そうなことを言わせてもらうと、なかなか上手くいかないことも含めて海外生活だと思うので、ぜひ苦戦を楽しんでください。
次回の投稿は実際に働いた2つの仕事についての体験談です。
それでは。
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