どうも。
今回は、ネットで検索すれば腐るほど出てくる、ウィーンの観光地を紹介したいと思います。
私自身が実際に訪れた・体験したものだけを、私の感性と偏見に基づいて書いているので、こんな風に感じる人もいるのかぐらいで読んでいただけたらと思います。
建造物
シェーンブルン宮殿(Schloss Schönbrunn)
言わずと知れた観光スポット。
ネットで「ウィーン 観光」と検索すると、大体どこのまとめサイトも一番最初にオススメしています。
私はシェーンブルン宮殿の近くに住んでいたので、散歩しているときにやたら人のいるデカい建物があるなぁという感じでその存在に気づきました。
小高い丘を上ったところから臨むウィーンの景色は圧倒的な解放感。
丘の頂上にはカフェも営業しているので、コーヒーを片手にこの景色を眺めれば、これが幸せってやつなのかなと思わせてくれます。
敷地内には動物園や日本庭園などが併設されていたり、有料ですが宮殿の中を日本語の音声ガイド付きで見学することもできます。
私はハプスブルク家がどうのなどの歴史関係や、バロック様式がなんだなどの建築様式に全く興味が無いので、無料で利用できるエリアのみの観光をしました。
宮殿のスケールと外観の美しさだけで満足でした。
住所:Schönbrunner Schloßstraße 47, 1130 Wien
営業時間:※時期により異なるため事前に調べる必要あり
定休日:無休
ベルヴェデーレ宮殿(Schloss Belvedere)
続いても言わずと知れたやつらしいです。
宿泊先の同居人に「Belvedereにはもう行った?」と言われて初めてその存在を知った宮殿です。
天気の良い日に散歩がてら行ってみました。
上宮と下宮の2つがあり、共に内部は美術館になっています(有料)。
有名な絵画も展示されているそうですが、美術に対する造詣も興味も皆無な私はスルー。
「立派な宮殿だなぁ」とか「300年前にこんなデカい建物を作れと命令された人たちはどんな気持ちだったんだろう」とか、ぺらっぺらな感想を抱きながら景色を楽しみました。
住所:Prinz-Eugen-Straße 27, 1030 Wien
営業時間:(上宮) 9:00-18:00 / (下宮) 10:00-18:00
定休日:無休
シュテファン大聖堂(Domkirche St. Stephan)
中心街のど真ん中にそびえ立つ、ウィーンのランドマーク的存在。
私が訪れたのが土曜日の昼前だったので、入口の前は長蛇の列ができていました。
内装はきらびやかに装飾されたものから、重厚感のある彫刻、キリスト教にまつわる絵画など、なんとも表現しがたい圧倒されるような、吸い込まれるような感覚を覚えました。
ただ、観光客が多すぎて、祈りの場というよりも観光色が強いなぁと思ったり。
住所:Stephansplatz 3, 1010 Wien
開場時間:(月~土)9:00-11:30 / 13:00-16:30
(日・祝)13:00-16:30
定休日:無休
シュタインホーフ教会(Kirche am Steinhof)
こちらは私が住んでいた場所から一際目立っていたため、なんとなく行ってみた教会です。
街の中心から離れていてアクセスもあまり良くないので、観光する優先度はかなり低いと思います。
正直、ウィーンを観光する日程が1~2日しかない人が行くところではないと思います。
有料ですが内部も見学できて、宝石のように美しいとGoogleのレビューで評されています。
私は案の定、教会の中には入っていません。来る途中に小鹿に遭遇したことで満足しました。
住所:Baumgartner Höhe 1, 1140 Wien-Penzing
開場時間:(土・日)11:00-17:00 ※2023年は10月29日までの開場
定休日:月~金
ご飯・買い物
ナッシュマルクト(Naschmarkt)
中心街から20分程歩いたところにある、定番観光スポット。
肉、野菜・果物、魚、チーズ、お菓子、お酒などを扱うお店から飲食店まで、大きな道路沿いに所狭しと並んでいます。
移民系の人たちもお店を出しているので、国際色豊かな商品で彩られています。
私はここでバクラヴァ(Baklava)という、パイ生地にナッツを挟んだトルコの伝統的な焼き菓子を食べました。激甘すぎて1口で十分。
天気の良い日はすごく賑わっているので、市場の活気を感じながら食べ歩きをするのはもちろん、色んなお店を見て回るだけでも楽しい場所だと思います。
営業時間:(月~金)6:00-21:00
(土)6:00-18:00 ※日曜日は飲食店だけ営業しているところあり
定休日:日曜日
Buffet Trzesniewski Dorotheergasse
シュテファン大聖堂のすぐ近くにあるオープンサンドを提供しているお店です。
オーストリア人の友達に連れて行ってもらいました。
トランプくらいの大きさのしっとりしたパンに色々な種類のパテが乗っていて、1つ1.70€(250円くらい)。
ショーケースに陳列されたものを店員さんに「これください」と注文する形式です。
量的に安くはないと思いますが、味的にはいい感じでした。
小腹が空いたときにふらっと立ち寄るのにちょうど良いお店だなと思います。
店内の座席数が少ない上に、結構な人気店のようなので、テイクアウトした方が無難かもしれません。
住所:Dorotheergasse 1, 1010 Wien
営業時間:(月~金)8:30-19:30
(土)9:00-18:00
(日・祝)10:00-17:00
定休日:無休
Schnitzel Landmann
オーストリアの料理といえばのシュニッツェル。肉を叩いて薄くし、油で揚げたカツレツのようなものです。というか、カツレツです。
このお店は言語学習アプリで知り合ったウィーン在住の人に「ウィーンでシュニッツェルを食べるならどこ行くの?」と聞いて教えてもらった場所です。
個人的に初シュニッツェルだったことと、現地人のオススメだったこともあり、ワックワクしながら食べました。
ワックワクのハードルを超えることはありませんでしたが、美味しいは美味しいです。
西日本1周旅行の際に名古屋で食べた味噌カツをまた食べたいなぁ、と思わせてくれるシュニッツェルでした。
住所:Landstraßer Hauptstraße 64, 1030 Wien
営業時間:(月~日)11:00-22:00
定休日:無休 ※祝日は不明
Kurkonditorei OBERLAA
オーストリアで有名なケーキ、ザッハートルテ(Sacher Torte)を食べてみたくて行ってみたカフェです。
本来、ザッハートルテはホテル・ザッハー(Hotel Sacher)とデメル(Demel)というカフェが提供するものが本物?らしいのですが、現在は有名になり過ぎて色んなお店で販売されているそうです。
私はそこまで元祖にこだわりがなかったので、シェーンブルン宮殿の近くにあったこのカフェで食べてみました。
味はチョコレートをぎゅんぎゅんに濃縮したような感じ。すんごい甘いとかではなく、濃厚な感じ。
あまり得意ではない生クリーム(甘さゼロ)を雰囲気に任せて注文してしまい、変な汗をかきながら食べました。
道路を行きかう人たちを見ながらケーキとコーヒーを味わうことで、ウィーン楽しんでます感を出せる場所でした。
住所:Dommayergasse 1, 1130 Wien
営業時間:(月~日)7:30-20:00
定休日:無休 ※祝日は不明
おまけ
ここからは観光地でも何でもありません。
私が個人的に好きな場所・興味を持ったことを紹介します。
Spielplatz Roter Berg
ここは私が大変お世話になった場所です。
オーストリアにはこのような運動場が結構あります。
大きな鉄棒がある公園の近くに住むことが夢だったので、ウキウキしながらほぼ毎日ここへ遊びに行っていました。
ゴミ箱
こっちには街のいたるところにゴミ箱が設置されています。
そして、それぞれのゴミ箱に何かしらの言葉遊びが書かれています。
画像の例だと、「Ich wäre so gerne Millionär(億万長者になりたい)」を「Ich wäre so gerne Müllioner(ゴミまみれになりたい)」と、音の一部を入れ替えて意味をゴミ箱用に変換しています。
こういうのは大好き。
他にも色んな言葉遊びが書かれたゴミ箱があるので、興味のある方は探してみると面白いかもしれません。
落書き
この街は本当に落書きが多い。
トンネルの中は当然として、電車にもペイント、他人の家の壁にもペイント。
画像は「クソ家賃」と書かれたアパートです。
いくら家賃に不満を抱いたとしても、こんな形でそれを表現する気持ちには生涯ならないかなぁ。
みそかつの三河屋
シュニッツェルを食べて思い出した名古屋の味噌カツ定食です。
甘さの向こう側で旨みとコクがこっちに手を振ってくれる、そんな味噌ダレ。
コクってなんなのかいまいち分かってないんですけど、たぶんあれはコクでした。
1,150円でご飯お代わり自由ってなんて素晴らしいんだろうと、今となってはしみじみ思います。
住所:〒467-0852 愛知県名古屋市瑞穂区明前町13-33
営業時間:(月~土)10:50-15:00 / 17:00-22:30 ※ラストオーダーは閉店30分前まで
定休日:日曜日
いかがだったでしょうか。
私が感じたことを素直な気持ちで書いたので、「行ってみたい!」と思わせるようなレビューができていないことは十分理解しています。
しかし、今回紹介していない(私が行っていない)観光スポットがまだまだ山ほどあります。
食事も日本人の口に合うものが多いと思います。
ぜひ自分の足で一度訪れてみてください。
自信を持ってオススメします。
それでは。
コメント
名古屋の味噌カツについてもっと知りたいです
あと彼女できました