【ワーホリ】スペイン・マドリードで住んでいたところ

スペイン

ご無沙汰しています。

他に色々やることがあったりで更新が途絶え、前回の投稿から半年も時間が経ってしまいました。

すでに日本に帰ってきていますが、オーストリアでのワーホリ中に経験したことでまだ書きたいことがいくつかあるので、それらをこれからポツポツ投稿していきたいと思います。

今回は、半年前の投稿の続き。
スペインでの1ヶ月滞在についてです。

スポーツバーでスペイン3部リーグのチームを熱烈応援するおじさんたち

 マドリードの中心地から徒歩で30分程離れた場所にある、チャンベリ(Chamberí)という地域に住んでいました。

 人の多さと建物がぎっちぎちに詰まってる街並み。

 道路が汚い。臭い場所が多い。犬のウンチとおしっこだらけ。

 犬のマーキングって大体「しゃー、とぽとぽ」ぐらいが相場だと思うんですけど、「じょー、ぎゅんぎゅん」の量の犬もいました。

「”幸運”って綺麗な地域があることだよね」

 こんな看板が設置されているぐらい、いたるところに落ちています。

 ↑のことを除いたら、すごく住みやすい場所だと思います。

 公共交通機関へのアクセスは良いし、近所には曜日問わず夜まで営業しているスーパーもある。
 サッカーを大画面で観戦できるバーも何軒かあって、頻繁に通っていました。

 通っていた語学学校が提供するアパートの一室を借りていました。

 4部屋用意されたシェアハウスで、キッチンとユニットバスは共用。
 家具は大体揃っていて、週に一度お手伝いさんがお掃除しに来てくれました。
 これで1ヶ月675€(約100,000円)。

 Airbnbで探しても、どこも650€前後が相場でした。

 さらに安くしようとするとドミトリーになってしまうので、今回は語学学校が提供するアパートを選択しました。

 私が入居した直後は、カナダ出身の女性2人が住んでいました。

 その2人とは顔を合わせたら挨拶をして、「今日のスペイン語の授業どうだった?」みたいなスモールトークをする程度の関わりでした。

 何の問題もない平穏な暮らしです。

 彼女たちは私の入居から1週間後には退居してしまって、入れ替わる形で登場したのが韓国人の男の子、エドワード君でした。

 日本に留学していた経験があり、日本語で日常会話ができるエドワード君。

 両親ともに韓国人だけど、名前はエドワード。

 幼少期に英語を勉強しようと決心して、英語で話すとき専用の名前を自分で作ったそうです。

 自分で英語専用の名前を作って、他人にその名前で呼んでもらうという発想、好き。

 韓国語の名前も聞きましたが、エドワードがあまりにも衝撃的だったので忘れてしまいました。

 ここからは彼のだらしない生活ぶりについて。

 彼は使ったものをそう簡単には片付けない。

 食べかけのものも裸のままキッチンに置きっぱなし。

 どうしてこの程度の米を食べずに残すのか。

 一番謎で腹が立ったのは、サケの皮がシンクに3日間放置されていたこと。

皮の焼き加減は好印象

 気持ち悪すぎて何度も片付けてやろうかと思ったけど、彼の代わりに何かするということが許せなくて、しばらくの間はサケ皮の隣で料理してました。

 洗濯が終わっても、そう易々とは洗濯機から衣類を取り出さない。

 知らない人の洗濯物なんて触りたくないし、触られる側も嫌だろうから手を出せない。

 洗濯物を干す場所がなくなって、それでもスウェットを干したいという気持ちから弾き出した答えが「ソファーの上に置く」だったことも信じられない。

 画像ではわかりづらいですが、高野豆腐ぐらいスウェットの汁をソファーが吸い込んでいます。みんなで使う共用リビングのソファーです。

 画像はユニットバスの中にある戸棚なんですけど、6Pチーズ型の容器で何かしらを食べてた痕跡がありました。

 また米粒残してる。

 ここで泳いでいたんじゃないかと疑うくらい、床とトイレットペーパーがびしょびしょになっていました。

 挙句の果てに、そのまま外出。

 どうやったらここまでトイレを水浸しにできて、どういう思考で放置できるのか。

 自分の想像力を試されているような、新感覚な知育玩具に挑戦しているような気分でした。

 私が歯磨きをしようとトイレのドアを開けたら、エドワード君がうんちょこしている最中で、私の顔を見るなり鬼の形相で「F〇uk!」。

 なんで?悪いのは誰?

 ていうか、即座にそんな言葉が出てくるなんて、自分に英語専用の名前を与えてるだけあるじゃん。

 感心が怒りを越えてくる不思議な体験をしました。


 こんな感じで、多きものから小さいものまで、大小さまざまイライラを日々食らっていました。

 ルームシェアは過去に1度経験していますが、自分の思いもよらない考え方で行動する人との暮らしは刺激的です。おすすめです。人を許す力と自己肯定感が上がった気がします。

 ※ちなみに保険として言っておきたいのは、私は特定の国や国民性のような、大きな単位のものを非難しているわけではありません。私が出会った人の個人的性質がやばめだったということです。


 次回もスペインについてです。

 おやすみなさい。

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