【ワーホリ】オーストリアに行く(前編)

オーストリア

今回は、苦難に満ちたオーストリアまでの道程についての記事です。

次回の記事と併せて、「渡航前にすべての計画を万全にしておけ」ということを伝えたいと思います。

旅程

オーストリアまでの旅程はこんな感じ。

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5:00  最寄駅から電車で成田空港へ
7:30  空港到着→搭乗手続き
9:30  ベトナムへ出発
13:50 ベトナム到着
23:00 ドイツ(フランクフルト)へ出発
 ―次の日―
6:30  フランクフルト到着
10:00 列車でウィーンへ
17:00 ウィーン到着→地下鉄で宿泊先へ
18:00 宿泊先到着
 ※時間表示はすべて現地時間

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成田からウィーンへの直行便もありますが、ちょっと手の届かない金額。

少しでも移動費を抑えるために、フランクフルトからウィーンへはICEという列車で向かうことにしました。

宿泊先はウィーンの中心街から地下鉄で15分ぐらい離れたところ。
ウィーン観光と次の住居探しの拠点とするため、Airbnbで集合住宅の1室を1ヶ月分予約しました。

ちなみに移動と1ヶ月分の宿泊にかかる費用はこんな感じ。

・片道航空券    64,190円
・列車(1等席)  10,690円
・宿泊費(1ヶ月分)89,837円

もっとよく調べれば、さらに安くできたかも。
詳しい人が見てくれていたら、ぜひ教えてほしい。

出発

AM4:30に父親に最寄り駅まで送ってもらい(感謝)、約2時間ほど電車に揺られて成田国際空港第1ターミナルへ。
ベトナム航空のチェックインカウンターに向かいます。

「ん?なんかベトナム行きの列が2つある?」

ホーチミン行きとハノイ行き。

”ハノイ”という言葉の響きが可愛かったので、ハノイ行きにとりあえず並びました。

並び始めて数分後、スマホでオンラインチェックインをしておくと手続きがスムーズに済むということだったので、早速やってみました。

スマホで航空券の予約画面を開いてみると、そこにはホーチミンで乗り換えとの記載が。

ホーチミン行きの列に最初から並び直しました。

危うくハノイ行きの列にこのまま放置民されるところだった。

無事、予約した飛行機に搭乗し、6~7時間でベトナムに到着。

ここから9時間の待機。

実はこのとき、宿泊先のホストとの連絡がうまく取れず、チェックインの詳細が未確定でした。

なぜかメッセージのやり取りは自分がドイツ語(オーストリアの公用語)で、ホストがスペイン語。
読めない。

言語学習アプリで知り合った、スペイン語を話せるオーストリア人の友達(Michael)に手伝ってもらいながら、ホストと連絡を取っていました。

チェックインの方法を質問してから、音信不通になったホスト。

不安とイラ立ちの中、ホストから「Jolaと連絡を取ってくれ」との返事が。

「だれ、Jola…」

新しい登場人物にも腹が立つし、Jolaの連絡先が載ってないことにも腹が立つ。

心に余裕が無いせいか、全く商品を売る気がない空港の店員さんにも腹が立つ。

空港の店員


Jolaの連絡先を教えてくれと伝えてから、結局ベトナムにいる間にホストから返信は来ず。

9時間の退屈をYouTubeで、空腹を持参したミックスナッツでしのぎつつ、フランクフルト行きの飛行機に搭乗しました。

ドイツ(フランクフルト)到着

ベトナムからドイツまでのフライトは大体12時間くらい。

久々の長距離フライトは中々しんどかったです。

暇を持て余して観てた機内モニターのガリレオ「沈黙のパレード」は、宿泊先と連絡が上手く取れていない不安のせいか、実に面白くありませんでした。

隣の席のおじちゃんから定期的に漂うお口臭のせいで、鼻呼吸を制限させられたのも辛かった。

その他もろもろのストレスを耐えること12時間。7年ぶりのドイツに到着。

自分のスーツケースを無事受け取り、駅のあるターミナルへ向けて無料バスで移動しました。

こっちの駅には改札がありません。なので、切符を買っていない状態でも電車に乗ることはできます。

ただ、巡回している監視員に適切な切符等を所持していないことがバレると、外国人であろうと「知りませんでした」では許してもらえないそうです。

そこそこの罰金が課されるらしい。

適切な切符を買って、フランクフルト中央駅に向かいます。

電車に乗って10分程で、中央駅に到着しました。

なんとも形容しがたいですが、ドイツの駅って感じ。
改めてドイツに来たんだなぁと実感。

あと、駅構内の通路が小便臭いのも、ドイツに来たなぁと実感する要素の一つ。
また鼻呼吸ができない。

無事、Jolaという人に会えるのだろうか、という不安でいっぱい。

7年ぶりにドイツに来た、という興奮もそこそこ。

そんな不安と興奮が入り混じった状態で、ウィーン行きの列車を待ちます。

さらなる苦悩は後編に続きます。それでは。

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